Q 乳房にしこりがあってある病院を受診したところ、「おそらく良性の腫瘍ですが、切り取って調べる必要があります。」と言われました。 |
A 最新の画像診断の技術を用いれば、ほどんどの「しこり」の良悪性の判断は切り取らなくても可能です。また仮に「しこり」の一部を採取する必要があっても、全体を切り取る必要はありません。5ミリメ−トル程度の小さなキズで診断は可能です。それがブレストケアセンタ−の「マンモト−ム」という機器の最大の利点です。
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Q 乳房に5センチメ−トルのしこりがあって「良性ですが、大きいので手術で切除しましょう」といわれました。わたしはまだ30歳で乳房にキズを残したくなくて、悩んでいます。 |
A 5センチメ−トルの腫瘍を切除するには通常の方法では5センチメ−トルのキズが必要です。ですが、キズを小さく、しかも目立たない場所につけることで、乳房の表面はふれない手術は可能です。胆石や大腸の手術に用いられる「鏡視下手術」を用いれば、傷あとは2センチメ−トル以下で、しかも正面からは見えない位置に置くことができます。
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Q 乳癌の宣告を受け、乳房の切除が必要と言われました。わきの下のリンパ節も切除するといわれましたが、術後の外観はどうなるのでしょう。 |
A 乳癌が小さければ、乳房を残すことは可能です。また、リンパ節の切除も必要ない場合があります。そういった「縮小手術」の技術はまだまだ一般的ではないので、患者様に伝えられない場合が多いのが問題点です。
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